概要
- Windows10環境で開発をする際の
git for windows
導入の手順。 - リポジトリの同期の仕方。
目的
自分用の備忘録。このため、下記を前提としています。
- Windows のコマンドプロンプトの操作が多少できること。
- github のアカウントを持っていること。
- 既に開発中のリポジトリなどがあること。
インストール
Git for Windows を入手してインストール。
※ 大抵の場合、設定は全てデフォルトのままでOK
設定
--global
は git
全体に対して設定を行います。
個別のリポジトリだけに指定したい場合は、後述の git clone
か git init
でリポジトリが作成された後に -- local
のオプションを付けて実行してください。
git config --global user.name "ユーザー名"
git config --global user.email "メールアドレス"
また、必要に応じて git log
などで windows の less
コマンドで文字化けする対策として環境変数に LESSCHARSET = utf-8
を設定しましょう。
ローカルにリポジトリを同期
やり方が二つ。 git clone
か手動で同期。通常は clone
の方でOK.
コマンドプロンプトを起動
- チェックアウトしたいディレクトリをエクスプローラで開く
( 例:c:\test
) - アドレスバーに
cmd
と入れてEnter
cloneの場合
git clone [repoUrl] [hogeDirName]
にて任意のディレクトリ名にて clone
することが出来ます。
git clone https://github.com/hoge_user/hogeRepoName.git hogeDirName
※ hogeDirName
を付けずに clone
すると、カレントディレクトリの下にリポジトリ名でディレクトリを切って、c:\test\hogeRepoName
が出来ます。
手動で同期させる場合
注意
このやり方は中身が入っているディレクトリでも実施できます。
危険なので中身のバックアップを取ってからでお願いします。
ローカルのリポジトリを初期化
git init
リモートリポジトリの指定
git remote add origin https://github.com/hogehoge/hoge.git
※ここで間違えた場合は > git remove origin
で。
プル & チェックアウト
git pull origin master
この時点では upstream
指定が無いため、git branch --set-upstream-to=origin/main main
などで upstream
(上流リポジトリ)を指定しておくか、push
時に -u
オプションで対処しましょう。
余談
なんでこんな面倒なことを?
既存の色々入っているアプリのディレクトリに、追加の個人設定ファイルだけチェックアウトしたいな、と。